エンドルフィン

先日の稽古後に生徒から面白かったと感想をもらった。笑顔で帰っていく姿をみて、次はもっと楽しい稽古しようと考えていた。私も嬉しくなった。稽古中はできたこと、良かったことは、できる限り認めて、褒めることを最近特に意識している。

お互い認め合うことにより、双方にβーエンドルフィンというホルモンが分泌されると考えられている。

このホルモンが分泌されると、内在性鎮痛系に関わり、多幸感をもたらすと考えられている。ちなみにマラソンなど、走り続けると気分が高揚してくる作用、いわゆるランナーズハイも同様といわれている。

この社会状況下、子供も大人も不安でストレスが相当大きくなってきている。特に大人のストレスを子供はよく察するようだ。この状況、誰も悪くない。

大人は子供を認めて、褒めてやり、このホルモンの分泌を促進させてることが、この状況下では重要なことだ。

洗心道会館 代々木本部道場

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